資本主義社会と競争 #233

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資本主義の社会は別の言い方をすれば競争社会とも言えると思います。競争して勝った人がその利益を得る。もちろん負けた人にもセーフティーネットを敷いて最低限の補償をします。しかし基本的に資本主義とはあらゆるところで競争を繰り返すことによってより良いものを作り上げていこうという発想です。もちろんそれについて賛否あると思います。しかし資本主義の社会とはそのように回っていて競争をやめた共産主義はその資本主義に負けたというのがおそらく大多数の共通認識だと思います。僕自身もそのように理解しています。

いま僕はブログを書いていますがまさにこのブログも競争の輪の中に図らずも入っているわけです。

 

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」孫氏の言葉です。敵とは誰なのかそれは置いておいてこんなデータを知りました。世の中の人は社会人になると平均7分しか勉強していないというのです。たった7分ですよ。このブログを読んでくださっている方は毎日どれくらい勉強されているのでしょうか。しかし毎日30分以上勉強すればもうそれで平均的な人に競争に勝つことができるのです。しかもこんな簡単に。他にも日本人の1/3は日本語が読めないというデータがあります。1/3もの人が日本語を読めないとか衝撃的です。

ということは毎日30分読書をするだけでも随分違う気がします。

 

他にもこんなデータがありました。

日本人の23%が貯蓄ゼロだとのことです。そして47.7%の人が貯蓄50万円以下だというのです。これにもびっくりです。ということは50万円以上貯蓄すると簡単に日本人のおよそ半分の人よりも貯蓄することななります。もちろん家のローンはマイナスになります。借り入れているわけですから。ですから先日のブログにも書いたように家のローンには慎重になるべきなのです。

まあそれはそれとしてやはり僕は貯蓄で勝つことはそれほど難しくないと思うのです。なぜなら繰り返しになりますが日本人のおよそ半分50万円以下なのですから。

 

さてそろそろ今日のブログの結論です。僕の結論は2つあります。それはポジティブな結論とネガティブな結論です。

まずポジティブな結論は人はそれほど勉強をしていないし、それほどお金を貯めていないということです。つまり簡単に勉強すれば勝てるし、簡単に貯蓄すれば勝てるのです。ポイントは継続です(このことについてはまた別の機会にブログにします)。

ではネガティブな結論とはいったいなんだと思いますか。それは決して競争しても勝てない部分が世の中には存在するという事実なんだと思います。つまりこれは逆説的になるのですが生まれ持って与えられた才能や容姿、もしくは資産、こういったものは持っていない人が競争しても勝てないわけです。そしてその生まれ持って与えられたものは希少性が高くもうその時点で競争優位になっているのです。下駄を履かせてもらっているのです。

資本主義の社会は競争社会です。常に私たちは競争しています。そしてこの競争は意外とイージーとも言えるし、だからこそ逆に残酷な面もあるということです。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

まあ勝てないところでは勝負しないということが大切なことだと思います。大きく見れば勝負の世界は資本主義の社会という1つの土俵ですが、でも私たちは小さな土俵て戦っているし、べつに土俵を変えても誰にも責められません。というか土俵を変える自由は常にあるはずです。問題は土俵を見極める力なのではないでしょうか。

そして自分の強みをしっかり理解している人はそこに胡座をかかずにその強みを発揮することが大切なことだと思いました。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。