エストニアという国 #218

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先日エストニアという国について勉強しました。エストニアというのは旧ソ連から独立をしたバルト三国の一つです。エストニアと聞いてピンときた方はすごいと思います。エストニアという国はスカイプが生まれた国で少し前(といってもかなり前かもしれません)からホリエモンなどが「すごい」と言っていた国です。

何がすごいかというとインターネットの発達によってありとあらゆるものが電子化された国なのです。生まれた瞬間からこの世から去ってしまうまで全て電子化されていきます。あらゆる手続きは省略されそして簡素化されていきます。

 

例えばエストニアでは市役所で並ぶなんてことはまずありえないですよね。ましてや並んだ挙句「次の日に来てください」なんてことには絶対に起こりえません。

そんなこと言って絶対に不都合があるでしょう、なんて半畳を入れたくなるかと思いますが、だけど最初から最後まで電子化しているわけですからもうそれが当たり前なのです。そこに住んでいる人たちからするとなんの疑いもないわけなのです。

まさに“ゆりかごから墓場まで”です。エストニアという国に年金や介護保険なんてものがあるかどうかわかりませんがもしあったとしても面倒な手続きは一切必要なくなります。個人情報はフルオープンかもしれませんがしかしその個人情報を閲覧した人もまたフルオープンです。大統領でさえも個人情報を閲覧すると閲覧記録が残ります。

 

話は少し逸れますが、税理士や行政書士や弁護士などっていうのは結局法律の解釈や一般の人たちが法律を理解できないから、肩代わりして処理してくれる人たちなのです。しかし全てが電子化していくとどうなるのでしょうか。あらゆることがデジタル処理されていきますからほとんど必要なくなるのではないでしょうか。税金もお金を支払った瞬間に計算して確定したりするのであれば税理士もどんどん不要になり、そしてそんなわけで弁護士もどんどん不要になっていきます。なにも僕は税理士や行政書士や弁護士の人たちが嫌いなわけではないです。ただそれでお金を稼ぐ人がいなくなるほどインパクトがあるのです。

 

最後にその勉強動画で日本でそういったエストニアのような電子化導入することができるのかという話をされていました。

まあ結論から言うと無理だということですね。それはなんとなく想像できてエストニアは実行可能な素地がすでにあったわけです。更に日本ではあまりにもこの“無駄”でメシを食っている人が多すぎます。そんな人をいきなりパージすることなんてありえないのです。

じゃあなんのために勉強をしたのか、全く意味がないのか。もちろん勉強自体に意味がないなんてことはないし、これって個人に引きつけて考えたり他にももしかしたら小さな自治体ならできるかもしれません。この日本では真似ることは到底不可能でも個人で参考になる部分はあるかもしれません。

もしこの記事を読んで面白いと思われたなら更に勉強して自身の生活の中の無駄を省くヒントにしてみてはどうでしょうか。

 

というか単純にエストニアという国、おもしろそうですよね。

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

記事にも書きましたが直ちに日本で電子化というものは無理だと思います。だけど自分の生活に取り入れることがあれば参考に、と思いました。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日でありますように。