売れればなんでもいいのか #98

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売れればなんでもいいのか、そんなことを最近はよく考えます。いわゆる倫理観というやつです。きっとこのブログを読んでくださっている方も一度は考えたことがあると思います。よく言われるのがコンプレックス商法というやつです。人のコンプレックスにつけ込んで物を売ったり人々の耳目を集めるのです。イマイチうまくいっていない、イマイチイケいないと自覚している人間を慰めてあげるのです。もちろんそれが正しいだなんて全く思いません。ただし今の世の中はどんどんそちらが主流になっていっている気がします。 

 

例えば“人間なんてこんなものでしょ”と言って開き直って倫理観の欠如した行為をします。そしてその行為を咎めると“あなたも結局そういうことをやってますよ”と言って反論させないようにしたりします。

でもだからと言って、その自分は安全な場所に身を置いて誰かに石を投げるという行為が許されるとは思えないのです。そうやってコンプレックスを抱えた自分はスッキリしてそしてそうやって耳目を集めてそれを見た人もスッキリします。そして周りで見ている人たちはよくぞ石を投げてくれたと拍手喝采を送るのです。なんならお金を渡したりするのです。

 

僕の中でそこにどう立ち向かっていけばいいのか、もしかしたらこれからの自分の生きていく上での課題になるのかもしれません。

まずは学ぶことが大切だと思います。何がいけなくて、何をすべきかをです。それはきっと簡単には答えが見つからないと思います。だけど少なくとも今ある“売れればなんでもいい”という状況にそれは違うと思えるようになりたいです。

最近ではyoutubeも匿名掲示板のような状況になっている気がします。誰かを虐めてお金を稼ぐ、そしてその虐めを見て笑ってそれでよしとする。そういう流れになっていると思うのです。

 

そういうある種開き直って虐めをする人たち“それダサいよ”っていう空気をちゃんと作っていくことが大切だと思います。それってみっともないことだし、なんならそこから立ち去るということも大切なことだとも思えるのです。

もし声をあげて否定することがなんだか恐ろしいと感じたら無言でそこから立ち去るということが有効だということをどんどん広めていきたいと思いました。

まあそれが一番ボディブローよように効くのかもしれませんね。コミュニティは変えられます。そこのコミュ二ティに固執することはないと思います。それが今の僕ができる唯一の方法のような気がします。

今日もブログを読んでくださいましてありがとうございます。

世の中お金が稼げればなんでもいい、といったdystopiaな世界になっていっているような気がします。そこにどう抗っていくのか、どう生きていくのか常に考えて生きたいと思います。

それでは今日も良い一日を。

ではでは。

つづく。