面倒なことが嫌いだから目の前の小さな面倒を片づけていく #96

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昔、本田直之さんの本で『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の方法』という本があってすごく勉強になったので是非おすすめしたいと思いました。本の内容は“自分は面倒くさがり屋である、だから将来の大きな面倒を避けるために目の前の小さな面倒なことと向き合う”と言った内容だったと思います。“思う”というのは随分昔に読んだ本なので内容を忘れてしまったわけなのですが、しかし書いてある趣旨は間違っていないと思います。つまり面倒くさいことを先送りするとその先送りしたことが更なる面倒を呼び寄せるという内容です。しかしこれって日常に溢れていませんか。この先送りが良くないというのは本当にその通りだと思います。

 

本の中は個別に具体例を挙げてどんなことがよくないのか書かれています。

例えば本の中に書かれていた“電化製品の説明書は熟読する”ということが書かれていましたが意外とこれやらないことが多いですよね。まあ説明書を熟読しなくてはならない電化製品もたいがいだと思いますけど、説明書をちゃんと読むことによって使えたはずの機能が全く使えずに十分にその電化製品の能力を発揮できなくなるというものです。そしてその最初の面倒を怠ったために本来できるはずの電化製品での時間短縮などができなくなってしまうのです。これではせっかく便利なものを買っても意味がありません。

 

まあ今更ですけど本田さんは面倒くさがり屋だから勉強するということも書かれていたと思います。面白いですよね。勉強も面倒だけど先延ばしにするとかえって面倒なことになるものの典型というわけです。

本田さんも結局将来を想像する力が強い方なのだと思いました。将来起こるであろうリスクについてよく知っていてそのリスクが起こるものすごく前の段階から潰していくわけです。

 

自分は面倒くさがり屋だから大きな面倒が来ないうちに小さな面倒を引き受けてていく、という考えが面白いですよね。とかく私たちはその小さな面倒を嫌がってその大きな面倒に悩まされてしまうことが多いですよね。

大きなアクシデントの下には小さな“ヒヤリ”がたくさんあるという考え方があります。そのヒヤリを改善することでヒヤリの段階でアクシデントを防いでいくというわけです。

私たちの生活の中でヒヤリはどれだけありますか。将来大きな面倒に巻き込まれないように小さなヒヤリのうちにそのヒヤリについてどんどん対処していくと良いのではないでしょうか。

大きな面倒を避けるために小さな目の前にある小さな面倒に向き合っていきましょう。

今日もブログを読んでいただきましてありがとうございます。

今回ご紹介した本田直之さんの本は本当に面白くて興味深いです。是非お勧めです。

それでは今日も良い一日を。

それでは。

つづく。