出世する意味ってあるの #93

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出世する意味ってなんだろうって思います。僕の働いている職場は所謂ブラック企業というやつではなくて、寧ろ業界にしては珍しくホワイトな職場だと思います。サービス残業などはほとんどないですし残業手当もちゃんと付きます。一ヶ月の残業量も10時間も行かないです。

ただし僕の上司は残業よくやっています。残業代はある程度までもらってそこから先はもらっていないと思います。まあその上司を見ても死ぬほど残業しているわけではなくてサービス残業を少しされているぐらいのようです。もしかしたらこの姿が世の中のスタンダードなのかもしれません。

 

だけどそれを見てやっぱり出世したいとは思わなかったのです。毎日残業することなく定時に帰って自分のしたいことをしたりこうやってブログを書いたり好きな本を読んだりしたりアメリカの株について考えたりしていることの方がよっぽど自分の人生の豊かさに資すると思います。今の仕事がらくちんだと感じるということは本当は出世すべきなのかもしれません。でも楽な仕事を楽にこなして余った時間で自己投資している方がよっぽど自分の収入増に繋がると思います。いかに仕事を楽して終わらせるか、それがとても大切なことだと思うのです。

 

ピーターの法則というものがあります。人は極限まで出世していくとその限界でストップするためその組織は無能な人間ばかりで構成されると言うのです。まあ賛否両論あると思いますが言い得て妙だと思います。つまり自分の持っている力を出世のために使っていると、ある日限界がきてその先が無いところで自分の身の丈に合わない仕事をするということです。

しかしその法則を知った時、そうではなくてその時やっている仕事が楽で余裕がある場所、その人にとってそこが幸せな場所なのではと思いました。そして今の僕がいる場所がまさにそうだと感じるのです。

 

今の働いている場所が楽ちんでなんのプレッシャーの無い余裕な場所の場合、いかに自分の少ないリソースで仕事を終わらせて余ったリソースでで新しいことに投資をしていくかを考えることの方がその本人にとっては有益なのではないでしょうか。出世や、もしくは転職も考えるべきでもないと思います。その職場でいかにも目一杯働いている“フリ”をして自分の時間を有効に使うべきです。

この資本主義の社会は洗脳のしあいなんですよね。いかに使用人は勤め人を洗脳するのか。いかにこの今働く場所は意味のある場所でいかに世の中はお金じゃなくて他に幸せがあってなど云々と言い、いかに安くそして使用人の職場のために働かせるのか、そういう洗脳をするゲームなのです。だからもし勤め人を本気で卒業したいと思うのなら洗脳にかかったフリをしてその世界から脱出する準備をすることが大切なことだと思います。

どうやったら自由になれるのか考えるべきなのではないでしょうか。余裕のある今がチャンスです。どんどん仕込んでおきましょう。

今日もブログを読んでいただきましてありがとうございます。

僕の職場だけかもしれません。本当に出世しても今の給料と変わらないのです。変わるのは肩書きとそして仕事量が増えるという事実なのです。そこで僕は今いる位置でいっぱいいっぱいのフリをしようと心に決めたのでした。しかしそれならば絶対に自由になろうと思います。そう思わせてくれた今の職場には本当に感謝です。

それでは今日も良い一日を。

ではでは。

つづく。