自らを律する力 その2 #65

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“自分を律する”ということについて以前ブログを書きました。自分を律するということは誰かに見られているからではなく、誰にも見られていない時でも自分に厳しく自らに接するということだったと思います。そしてなぜ自分を律することが大切なのかというと世の中のほとんどの人が自分を甘やかして生きていて(偉そうに言う僕も本当に自分に甘いです)だからこそ自分に厳しい人間はこの市場経済で唯一無二の存在になりやすいと思うからです。自分を律することのできる自分に厳しい人間は尊いだとか素晴らしいとか、それはそうなんですがそういった観念的というか抽象的なこととは別に市場で生き残っていくためにもこの自分を律するということが大切だと思うのです。

 

市場価値があるということはすなわち欲しいと思う人の数に対して、提供もしくわ供給する数が少ないということが基本です。更に言うとこの差が広がれば広がるほど市場価値は高まります。結局行き着く先そこなのだと思うのです。その差が広まれば勤め人であれば高給取りになり更に広まれば個人として独立し生活できるということになると思うのです。

ここで思うのが市場価値というのはその個人のトータルでの能力だということです。いくら芸術価値の高い希少性のある作品を市場に出しても物凄く価値のあるものでなければ結局人間性だとかコミュニケーション能力だとかが問われてくるのだと思います。個人のトータルの能力というのはそういった意味でもあると思うのです。

 

一点突破する自信があればいいと思います。しかし一点突破なんて世界で一番美しい女優ですとか世界一サッカーや野球のできる人のようなものです。そうでなければやっぱりどこかでトータルの能力で勝負しなくてはいけないわけなのです。ましてや市井で生きている人間が少し突き抜けた存在になりたいと思うのならなおさらです。自ら律してトータルのとしての市場価値を高めなくてはいけないのです。

 

自分を律することの大切さについて考えてきました。最後に最近よく考えることについてブログに記したいと思います。

それはインターネットの世界です。というのはインターネットの世界で匿名だからといってなんでも言ってもいいのかという問題です。もちろん言論の自由は保証されています。しかし自分を甘やかして安易に楽な方に流れるとそれが心地よくて結局元に戻れなくなるということがあると思います。匿名の世界で誰も見ていない世界だからこそ僕は自分に厳しくいなければいけないと思うのです。匿名の世界は本当に一人の個人です。つまり自分に厳しくしても全くなんの報酬もないですから厳しくする必然性が無いんです。でもだからこそ自分に厳しくすることによって自分の甘えた心を制御できるのだと思いました。

“自分に厳しく接する”そうやって少しでも市場で生き残っていくために頑張って生きたいと思います。

今日もブログを読んでくださりましてありがとうございました。

季節の変わり目で一段と涼しくなってきました。風邪などをひきませんように。

それでは今日も良い一日を。

ではでは。

つづく。