『When完璧なタイミングを科学する』 を読んで ー その2 ー #58

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二章では休憩のタイミングについての考察が書かれています。例えば学校で、例えば仕事場で、どのようにどのくらいの時間の休憩が有効か詳しく書かれています。正直な話この途中で休憩をとると生産性が高くなるということ自体は何も目新しいことを言っているわけではありません。しかしこの休憩するという行為について具体的にどのように取ったらいいのかが書かれていて単純な読み物として楽しく読むことができると思います。まあ本の内容は本を買って読んでいただくとして今回のブログでは僕が働いている職場にいるスタッフについて話したいたと思います。

 

僕の職場に休憩中も働いている人がいます。そしてその休憩中も働くという行為についてなんの疑問も持っていないようです。僕はというと休憩中に働くということはせずに一時間の休憩の前半30分でご飯を食べて残り30分はベッドで睡眠します(私の職場には休憩所にベッドがあるのです)。これってどちらが評価されるかというと残念ながら休憩中に働いている人なんですね。まあ僕は会社の評価とかどうでもよくてただ“自分の時給”を下げたくないから昼寝をするだけなのですがやはり休憩中に働いている人の方が見た目は一生懸命に働いているように見えてしまうんですよね。

 

これは非常に頭の痛い問題で休み時間に働くということは経営者にしてみれば労働者の時給を一見押し下げているように感じるんですよね。なぜならそこの部分に賃金が払われていないから。つまり安く労働力を得ることができるわけです。しかしこれはもちろん間違えていて休憩をする人としない人では生まれてくる成果物の価値が変わってきます。今回だと休憩をしない人は仕事でよく失敗をしてしまうのです。ちなみに私の職場で働いている休憩中も働いている人は仕事でよく失敗をします。

しかしその失敗したことが逆に焦りになって休憩時間中も働いてしまったりサービス残業をしてしまうのです。

 

この本に書かれていることは働いたりする上で知っておくべき“リテラシー”のようなものな気がします。こういうことが早く世の中に知れ渡って欲しいと思いました。

長時間労働するとかえって自らの身を亡ぼすということをちゃんと肝に銘じて欲しいものですし、雇う経営者もちゃんと知って欲しい内容だと思いました。

自分の職場の話から本の内容とは話が逸れましたが本書では冒頭でも述べましたようにどのように、どうやって休憩すればより効果的かなど具体的に書かれています。是非読んでみてください。そして是非実践してみてください。

今日もブログを読んでいただきましてありがとうございます。

今回は本の内容を枕に自分の職場の話をしてみました。ワークライフバランスの概念って考えたたことの無い人からすると実践している人はサボっているように見えるんですよね。頭の痛い問題ですね。

今日も良い一日を。

ではでは。

つづく。