Amazonのライバルってどこなのでしょう。Apple、Facebook、Google、どこも巨大な企業達です。Appleは時価総額で競っています。一兆ドルの先鞭をつけられましたがまだまだ両者の戦いは続きそうです。Facebookは最近銀行業務を行うのではという記事がありました。銀行業務はAmazonが今一番やりたい業務なのではないのでしょうか。Facebookも失地回復にやっきです。Amazon vs Googleはスマートスピーカーの争いが起きそうです。Googleもこのまま指を咥えて傍観しているのでしょうか。
こう見るとAmazonのライバルと思われる企業はたくさんあります。
しかし僕個人的にライバルだと感じる企業を一つ挙げたいと思います。まあエンタメとして読んでください。ではそれはどこか。アリババかな。いやいや。アリババの話はまた別の機会に。
僕が挙げたいのはWalmartです。
Walmartはスーパーマーケットチェーンで世界最大の売上額の企業です。
Walmartはその昔徹底したコスト削減、低価格商品路線で店舗数を増やしていきます。そしてその手法は様々批判や問題も引き起こしています。しかしそんなことおかまい無しに店舗数をどんどん増やしていきます。そうです完全にスケールメリットで押し切る戦略です。
もうこうなってしまうとどこも太刀打ちできません。完全に王者、というより小売の巨人と言ってもいいかもしれません。
感のいい方はお気付きかもしれません。
そうなんです。これって結局Amazonのやっていることなんですよね。サイバースペースの中は自由でWalmartと戦える。そしてWalmartの手法を使って先に市場を独占する。あとから入る余地はありません。見事にAmazonの勝利です。小売店の弱点をことごとくAmazonは克服しています。そしてその結果Walmartは株価は下がりその後のAmazonの時価総額はみなさんの知るところです。Amazonの完全勝利。
おしまい。
ん。
これだとタイトル逆じゃないか。AmazonのライバルというよりWalmartのライバルの方がしっくりくる。
いやいやいや。
そうは問屋が卸しません。実はWalmartもネット販売の強化を図っていたのです。そしてその結果がじわじわと出始めています。中国にあるネット通販第2位のJet.comを買収しました。直近の決算では前期比+33%の伸びを示しています。このまま黙って引き下がるようなWalmartではないのです。
そしてその戦いの舞台は巨大市場インドへ。AmazonとWalmartの戦いはここでも壮絶な火花を散らしています。近年実店舗を出そうとするAmazon、ネット通販に後追いで参加するWalmart。果たして勝利の行方はどうなるのでしょうか。
なんだか見ているぶんには楽しいですけど中で働いている方達はきっと大変なんだろうなと呑気に思ったりしています。
最後に日本ではどうか。Amazonのライバルは楽天と思われていましたが個人的にはAmazonの圧勝ですね。だってAmazonの方が使いやすいですから。楽天は広告がうるさくて使う気にならないんですよね。
まあ楽天が金融に行っても関係ないない。無視無視.......。
敵の敵は味方........。
今日もブログを読んでいただきましてありがとうございます。
Walmartの株ももちろん投資先として超有望です。
これからネット通販が伸びると思うことができれば買うのもありだと思います。配当の連続増配も続いており銀行にお金を預けるよりも余裕ある資金で買って配当をもらい続けるというのはどうでしょうか。配当利回りは2018年8月10日現在で2.34%です。
それでは。
つづく。