千金之子、不死於盗賊 #21

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中国の故事成語を学ぶ。その1。

時々ネタに困ったら中国の故事成語の勉強をしようと思います。

なぜなら故事成語から学ぶべきことってたくさんあると思うからです。この投資ブログの主な目的の一つに経済的に自由になるというものがあります。そのために最近興味を持った中国の故事成語って大切なことをたくさん教えくれると思ったからです。

で今回は“千金之子、不死於盗賊”です。この言葉はなんて書いてあるかというと「せんきんのこは、とうぞくにしせず」です。僕も初めて知りました。本当に日々学びですね。

 

つまりどういう意味かというと金持ちの子は盗賊相手に命を落とすようなことはしない、という意味です。

もう少し広く解釈すると金持ちの子と書くとなんだか嫌な感じがしますが“何かを成し遂げる人間”と読みかえることが出来ます。何かを成し遂げる人間が盗賊ごとき相手にしない、小さい局所的なところで勝負しないで大きなところもっと長いスパンで勝負するということです。

これって僕たちの人生にも役に立ちませんか。局所的なところで勝負していませんか。

 

僕たちは往々にして近視眼的になりがちです。きっと想像力が足りないのだと思います。遠い将来のことを想像する力が備わっていればその思い描いた将来に向かって逆算して行動ができます。

ではどのようにして僕たち想像する力を得るのでしょう。

時々手帳に自分の夢を書きなさいという言葉を見かけます。これこそが将来の自分の姿を想像するということだと思います。しかも毎日記入するわけですからこれで完全に頭の中に思い描くことができます。しかも鮮明にありありと。そうすると先ほど述べたように逆算して物事を考えることができるようになるのです。

次に大切なことは知識をつけるということだと思います。知識を身につけるとまた将来のことがぼんやりと見えてくると思います。将来を予測させるような学びはたくさんあるからです。インターネットが世の中で当たり前になるとどうなるのか。コミュニティの文化が発展するとどうなるのか。ECがこの先発展するとどうなるのか。もちろん自分自身の将来も予測できるようになると思います。もちろん予測が外れてもいいんです。予測すること自体が大切なのだと思います。

 

昔、桂小五郎は逃げの小五郎と言われていました。京都で逃げてばかりいたのです。時には物乞いになってまで逃げることもありました。武士の世界では絶対にありえません。なぜなら武士は戦って死んでナンボの世界だからです。いかに死ぬかを常に考えていた世界です。

しかし桂小五郎の胸の中には大志がありました。故にこんな局所的なところで戦って命を落とすことの方が無駄だと考えていたと思います。そして桂小五郎の成し遂げたことはみなさんもご存知のはずです。

どこで戦うべきか常に考えて行動したいものです。

 

今日もブログを読んでくださりありがとうございます。

今日は少し趣向を変えてみました。

どうだったでしょうか。

面白いと思っていただけたら上のリンクから商品を買ってね。

しかしこのタイトルってGoogleで検索されるのかな。SEO対策ってものがあんまりよくわかっていない僕でした。

 

それでは。

つづく。